発達障害児を共に育てるペアレント・メンター

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発達障害児を育てた経験のある親が相談を受けてくれる

発達障害にはさまざまな症状があり、治療法も確立されていないため、どこに相談したらいいか、どのような対処したらいいか、親としては悩みの多い障害です。療育の方法やアプローチも千差万別であり、それぞれの家庭やお子様の状況に応じて多彩な取り組みが必要です。そこで、発達障害の子を育てている親や家族を支援するために、各都道府県や政令指定都市では、発達障害者支援センターを中心に、ペアレント・メンターの養成派遣事業を行っています。「メンター」とは、もともと「信頼できる相談相手」という意味で、発達障害の子どもを育てた親がペアレント・メンター(相談役)となり、同じような子どもをもつ親の悩みを聞いて、専門家とは違う視点で寄りそい、問題を解決していくことを目的に活動を行っています。ペアレント・メンターの支援を利用することで、同じ障害をもった子どもを育てている親として共感し、子育て体験から出てきた生の情報や地域の情報などを得ることができます。自治体によってさまざまな形態で行われており、東京都の場合は親グループや子育てサークルなどが開催する相談会に派遣する形式で行っています。

子どもとの接し方を学ぶペアトレ

また、子どもの発達を促したり、問題行動を減らしたりするための保護者向けの「ペアレント・トレーニング(ペアトレ)」も厚生労働省の発達障害支援施策も厚生労働省の発達障害支援施策のひとつとなっており、全国で開催されています。ペアトレによって保護者が子どもとの接し方を学び、家庭でも取り入れて、望ましい行動を増やしていきます。発達障害やその傾向がある子どもを持つ親だけでなく、子育てに悩む親にも有効だと言われています。ペアトレは各自治体の発達障害支援センターやNPO法人などで実施しています。

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