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外出が困難な重度障害の児童のためにある居宅訪問型児童発達支援
障害や身体状況によっては外に出ることができない場合があり、通所支援を十分に受けることができません。その問題を解決するために自宅にて療育を受けることができる居宅訪問型児童発達支援が2018年から実施されています。居宅訪問型児童発達支援は、未就学児童が利用することができ、保育士や理学療法士、言語聴覚士など専門の資格を持った方が訪問し療育を行います。内容としては週2回をめやすに日常生活における基本的な動作や生活能力向上のために必要な訓練を行います。18歳になるまで利用することができ、通所支援と併用することも可能です。極度の自閉傾向で自宅から外に出ることが難しい方は、まずは支援員の方に訪問していただきそこで関係性を作ってから、通所に切り替えていく方法などもあります。
対象となる児童
・人工呼吸器を装着しているなど医療を要する状態にあること。
・重い疾患のために感染症にかかる恐れがあること。
・外出することが著しく困難な障害児。
※ あくまでの自宅へ訪問することを目的としているため、入院中に病院に訪問することはできません。
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